はじめまして、
きくらげの里です。
きくらげの里は、山口県柳井市にある(株)藤本コーポレーションから生まれました。当社は元々、昭和3年に創業した「藤本印刷」という小さな印刷会社でした。
それから約90年、印刷会社として「ものづくり」に真剣に向き合い、何度も挑戦を繰返し活動拠点も九州、東京、広島と広げてまいりました。
そして平成29年、会社名を「藤本コーポレーション」に改め、長年培ってきた「ものづくり」ノウハウを生かし、印刷事業だけではなく新たな「ものづくり」への挑戦を始めました。きくらげの里は、そんな老舗の印刷会社が本気で「ものづくり」に向き合う事から始まりました。
なぜ
きくらげの里を始めたのか
きくらげの里のある山口県柳井市は、瀬戸内海に面したとても穏やかなところです。
瀬戸内海を挟んで向かいの四国4県に守られているおかげで、穏やかな天候に恵まれていることは柳井市の大きな特徴でもあります。この穏やかな環境、そして当社にある土地を活かして新たな「ものづくり」を始められないか?きくらげの里は、そんな社員(現生産担当者)の一言から始まりました。
まずは地元柳井市の皆様に「喜んでもらえる食材」を作ってみたい、実はこんな魅力があるんだと「食べる事を楽しんでもらえる食材」を作ってみたい、その中で出会ったのが「きくらげ栽培」でした。
山口県産のきくらげ菌床を元に栽培を行い、栽培終了後も廃菌床は同じ柳井市の肥育業者様に提供する事で肉牛の敷料として最後まで利用してもらう事の出来る、循環型農業を始める事にしました。
私たちのミッション
安心・安全で
栄養豊富な
純国産きくらげを
食卓にお届けすること
きくらげの里の栄養豊富で良質なきくらげをたくさんの人にお届けするため、私たちがもっともこだわっているのは“安心・安全である事”です。「安全である事」「その安全が継続される事」を私たちのミッションと掲げ、日々きくらげ栽培と向き合っています。
有機JASによる品質保証
有機栽培とは、無農薬で化学肥料を使わずに作物を育てることです。この有機栽培について、国が定めた規格が「有機JAS規格」です。
「栽培中に原則として化学的肥料および農薬は使用しない」「遺伝子組み換え種苗は使用しない」「隣接地から農薬が飛散しない」など多くのことが細やかに厳格に規定されています。
有機JAS規格が定めた品質基準や表示基準に合格した農林物資の製品のみが認定されるため、安心・安全な食材であることの証となります。
きくらげの里は2020年7月に「有機JAS」の認定を受けました。
山口グッと産品認定
山口グッと産品とは、山口県の豊かな自然・文化・歴史・人に育まれた農林水産物を活かして、6次産業化・農商工連携の取り組みによって生み出される、安全で質の高い山口県ならではの商品に認証するものです。
きくらげの里は2021年3月に「山口グッと産品」の認定を受けました。
栽培から加工まで
一貫生産
栽培から加工までをワンストップで行えるのが弊社の魅力です。「瀬戸内ごちそうきくらげ」は、有機J A Sの厳しい基準を満たした加工室でスライス加工し、袋詰めまで行っているので、スライス状態の商品も有機J A S 認定を受けております。
徹底した衛生管理
ハウス内の小まめな清掃や手洗い消毒、加工室への入室前には毛髪・塵埃除去や衛生服、衛生帽の着用などの基本的な管理はもちろん、栽培時は毎回必ず「次亜塩素酸水」と「アルコール」を使用した殺菌消毒体制を徹底。
作業の見える化(パネル)
全ての作業員が効率的かつ効果的な衛生管理に努められるよう、見える化パネルによる作業の見える化を行っています。
菌床搬入時(栽培前)/殺菌消毒
菌床搬入時(栽培前)には必ず次亜塩素酸水による殺菌消毒をハウス内全体に行い、衛生的な環境保全に努めています。
加工室入室時/毛髪・塵埃除去
加工作業を行う加工室入室時は、準備室に設けた粉塵集塵機で毛髪や塵埃を取り除き、衛生服・衛生帽・上履きに着替えてから入室を行っています。
作業前の手洗い消毒
収穫や加工作業前は、手洗い消毒の徹底に努めています。
石突きカット
全てのきくらげの石突きを1つ1つ手作業でカットしていますので、調理される際にゴミが出ず、安心してお召し上がりいただけます。
洗浄・乾燥加工
加工作業後のきくらげは、洗浄機で洗浄し、大型の乾燥機で7時間じっくり乾燥させています。
金属検出器
洗浄・乾燥加工を終えたきくらげは金属検出器に通し、金属片等が混入していないかチェックを行っています。
検品
全ての加工を終えたきくらげは、最終的に人の目で検品を行い、徹底した品質管理に努めています。
ロットナンバー管理
きくらげの里の強みでもある、ものづくり会社のノウハウを最大に活かした「ロットナンバー管理」を行い、全てのきくらげに収穫から出荷まで各工程毎にロットナンバーを付与し管理することで、工程途中で万一のトラブルが発生した際も、ロットナンバーを遡る事で早期に問題点の発見・解決する事を可能にしました。
[ロットナンバー]
[製品データの管理]
フードロスを防ぐための取組み
形状が規定に合わず製品化出来なかったきくらげは、地元“やないしらかべ「絆」ねっとわーく”が主催する「やないしらかべ子ども食堂」の食材として提供させていただいております。「やないしらかべ子ども食堂」が掲げる「地域で子育て」というテーマにある“子ども達に地元でとれた食材を食べてもらい、柳井の事をもっと知ってもっと好きになってもらいたい”そんな想いに我々も賛同し、2020年8月より食材提供を開始しました。
フードロスを防ぐと共に、我々が育てたきくらげが、子ども達にとって新たな想い出の味になれたら嬉しいです。
会社概要
商号 | きくらげの里 |
会社名 | 株式会社藤本コーポレーション |
代表取締役 | 藤本憲治 |
創業 | 昭和3年3月1日 |
所在地 | 〒742-0023 山口県柳井市南浜3丁目1-1 |
電話番号 FAX番号 |
TEL/0820-23-7761 FAX/0820-22-5502 |
メディア掲載実績
日本経済新聞 日本経済新聞で当社の“ファーム事業”について取材していただきました。 |
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中国新聞 中国新聞で当社の“ファーム事業”について取材していただきました。 |
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山口経済リポート 山口経済レポートで当社の“ファーム事業”について取材していただきました。 |
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テレビ山口 TYS「ちぐスマ!」で当社の“ファーム事業”が紹介されました。 |
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広島ホームテレビ 広島ホームテレビ「ビジネス最前線」で当社が紹介されました。 |